ごあいさつ

  毛髪科学技術者協会(MGK)は、「会員は法人ではなく、各企業に所属する技術者が個人の資格で加入する」という主旨のもとに、1973年にスタートしました。そのおかげもあって、設立当初から企業の枠を飛び越え、「業界の発展と若手の育成」という共通理念を継続的な全体目標とすることができています。これは、当協会の大きな特長と言えるでしょう。

  当協会の目的の中でも最大のメリットに挙げられるのは、「会員同士(同業他社および原材料メーカー、原材料商社)の人脈づくり」です。これは、各企業が個別に実施している技術者育成システムなどでは実現しにくい要素を、当協会がフォローしてゆこうという姿勢に基づいています。
  通常、技術者はある程度の経験を積まないと外部とのスムーズな交流を図ってゆくことはむずかしい、と言われています。しかし、当協会の学術大会に併設している懇親の場などは、会員同士の人脈づくりに大きな助けになっているものと自負しております。

  なお、当協会の運営は、それ自体が互選された会員自らの意思によるボランティアで成り立っており、その間に利害関係は一切存在しません。現在、会員が所属している各企業からもご支援をいただいておりますが、原則として個人会員の活動によって運営されております。
  例えば、当協会の主たる活動のひとつに「技術者基礎講座」があります。これは、自社内に技術育成の教育システムを持たない中小企業のために、“若手技術者育成”を目的として実施しているもので、実状は、会員同士が講師を受け持つ手づくり講習会です。その他、年に4回開催される学術大会も、会員の人脈などを活かしながら演者の手配などをお願いしています。

  こうした当協会の内情をご理解いただき、業界の皆様から一層のご協力を賜ることで、さらなる業界の発展を目指して努力してゆきたいと考えております。
毛髪科学技術者協会 
代表幹事 
小林 均司、 上島 浩一 岡野 みのる